楽しさと狂気は紙一重 | Lotustorks

2020/10/17 13:00

ども。
製作担当の中西です。

今回は自分の演奏を振り返ってみて思うことについて、
サックリお話しさせていただきます。


先日メインとしているベースの弦が切れてしまいました。

またかよ!
なんて思いましたが、
冷静に考えれば半年以上使い続けていたので、
まぁ当たり前かもしれません。

そんなわけで新しい弦をネットでポチー。
到着まで時間があるので、
大学時代から所有している別の愛機のメンテナンスでもしてやろう、
と。。。

コイツですね↓↓

我ながら何度見てもこのプレイスタイル時代の自分ウケる

この時代の私はと言えば、
兎にも角にも軽いタッチを追い求めていました。

以前どこかの記事で書きましたが、
当時は楽器一つで音楽を成立させることしか考えていませんでしたから、
和音とメロディのバランスを考えていたのでしょう。(たぶん)

美しいメロを出すために、
そして必然的にメロを支える低音部も自然とタッチが軽くなっていったのだと思います。(おそらく)

もちろんタッチの軽い重いに良し悪しなどなく、
求めたいものを求めるのは結構なことだと思います。

しかし通常使用している人はほぼいないと言ってもよいレベルの細い弦を張り、
奏法のセオリーを外してまで軽い、
撫でるだけとも言ってよいタッチにこだわっていたのは、
思い返すとやはり異色と言わざるを得ません。

そんな自分のひと歴史をともに過ごした楽器と向き合って、
改めて見て思うのですが、

ボディえぐれテーラ。

画像だと分かりにくいのですが、
黒くくすんでいる部分は単純に弾きこんだことによって木材が削り取られているのです。
いやこりゃいってますねぇ。

こうした楽器の消耗自体は決して珍しくはないのですが、
前述のような私の奏法やタッチの軽さから考えると、

だいぶおかしい。

ま、
永い時間をかければ指紋もヤスリになるってことすね。

当時の私はそれだけ楽しくやれていたということでしょう。
現在の私は完全に俯瞰で見ていますから、
ちょっとした狂気すら感じます。

でも、
傍から見れば狂気であっても、
本人は音楽を心から楽しんでいる。

そうしたミュージシャンはたくさんおられます。
Lotustorksはそうした方たちの一助になれるよう、
頑張っていきます。

ではまた。