2021/04/17 13:00

ども。
製作担当の中西です。

今回は私がふと思ったことについて
のんびりお話しさせていただきます。

マニアックな話も交じりますので
ぜひ暇つぶしでお付き合いください。


本当にふと思ったのですが、
今後の音楽や楽器はどうなっていくのでしょうか。

何も悲観的なことが言いたいのではなく、
純粋な疑問が浮かびました。

私はベース弾きですのでベースに限った話になりますが、
例えば現在エレクトリックベース主流の一つとなっているジャズベース。
このモデルが初めて市場に出たのは1960年のことと言われていますが、
前身となるプロトタイプは1959年に制作されました。

ちなみにその個体は現存しており、
価格は販売のタイミングや場所によって
800~2000万円と言われています。

何その振れ幅。

さて本題はここからです。

エレクトリックベース完成形の一つと言われているジャズベース。
初の販売が1960年。
その後マイナーチェンジを経て、
1961年後期にはすでに現在の形が完成することになります。

もちろん現在のジャズベースにも改良は加えられているものの、
それらは電気回路や僅かな形状の差異であり、
大枠としてジャズベースというジャンルから逸脱していません。
これこそジャズベースが完成形の一つと言われる所以でしょう。

ですが考えてみたらジャズベースが完成したのは
たかだか60年ほど前の出来事です。

他にも現在の音楽に多大な影響を及ぼした電気的アドバンテージの介入ですら、
長い音楽の歴史からすると
つい最近の出来事です。

100年後
1000年後
今の音楽や楽器は一体どのような姿になっているのか。

もしかしたら
『こ、こいつ脳内に直接・・・!』
みたいなことになっているかもしれません。

音楽で得られる感覚を
寸分違わず誰かと共有できているかもしれません。

我が家に居座る化物スペックの楽器を眺めていたら
ふとそんなことを思いました。

まぁ1000年後は
この記事読んでる人全員いないんですけどね。
(たぶん)←ココ重要。

ではまた。

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