2025/12/24 13:00

みなさま こんにちは
Lotustorksの吉川です。

年の瀬ですね
同業の周りの方々はみな口を揃えて
「あっという間だった」
といいますが、日々をしっかりと
駆け抜けられたんですね。
本当に凄いと思います。
「今年だけで何百曲やった」
「百何ステージやった」
という声をチラホラ聞きます。
自分には絶対に真似できない境地
尊敬でしかないです。

じっくり仕込んで
じっくり演るというスタンスで
やってる(これしかできない)自分には
なんでそんな事が可能なんだろう?
としか思えないスケジューリングや
演目内容、神秘が尽きない世界です。

なにやら聞く話によると
色聴共感覚(しきちょうきょうかんかく)
という
音に色が見える
調に色が見える
つまり音を「聴く」と同時に
音を「見ている」
という感覚があるらしく
曲を1回聴けば概ね演奏できちゃう。
しかも1回演奏したら概ね忘れず
10年ぶりに せーので演奏しても
なんかできちゃう。
絶対音感、相対音感は あって普通
なんていう能力者がゴロゴロいるのが
この業界。
身近でいうと自分の妻もその系統で
しばしば驚かされます。
自分がせっせとベースの仕込みを
していると
妻がNintendo Switchをピコピコやりながら
「そこの何拍目 半音 ズレてるにょ」
なんてサラリと教えてくれる
「そんなハズは、、!」
と思いつつ おそるおそる修正すると
たしかに違っていたり、、
まがいなりにもキャリア20年
それなりにやってきたはずの
自分って一体なんなんだろう。
の連続です。

しかしながらですよ、
とある日 楽屋にて
共演者(別名 耳いいズ)の方々が
「半音階をパッと聴いたときに
♯として聴こえるか♭として聴こえるか」
みたいな話題で盛り上がってる光景を
鼻水垂らしながら ボケーっと
その場にいる自分が
今となっては 嫌いじゃないのです。
何ひとつとして才能に恵まれていない
タイプで、さらにはそれを補うための
努力をはっきり言って何もしていない
自分がなぜ途切れる事なく音楽を続けられて
いるのか?
たまたまなのか、はたまた何か
神秘的な理由があるのか。
そんなことを思いながら
今日も今日とて何かしらの形で
音楽に携われている。
それだけでありがたや。

ライスワークとしての音楽はもう納め(はや)
ライフワークとしての音楽は残り1本
今年もありがとうございました。

Lotustorksも今年遂にAmazon進出し
おかげさまでより多くの方に
認知していただいて何よりです。
新作のカブキミュートも沢山の
ベーシストに使っていただき
本当に様々なご意見ご感想を
いただき、ニューバージョンの
構想もあり、来年も更なる飛躍が
あろうかと思います。
(その辺の販売実績や仕掛けは全て
中西さんのおかげですね)

今年も本当にありがとうございました。

Lotustorks 吉川