2021/07/17 13:00

ども。
製作担当の中西です。

今回は楽器を購入する意味についてお話してみようと思います。
この内容はあくまでも私の視点に基づいた意見であることをご了承ください。
もちろん私の意見にも多面性がありますので、
ただの一側面としてお読みいただければ幸いです。


さて、
私は自他共に認める慎重派の理屈屋です。
リスクに対して慎重になる比喩表現として
石橋を叩いて渡る
といった表現をよくしますが、
私に言わせれば
そんな誰がいつ作ったか分かりもせん石の橋なんか渡らずに迂回するか自分で橋作るわ
となります。

もちろんこれはここぞの場面でのお話なのですが、
そんな慎重派な人間性の割に、
自らにはバキバキ根性論を当てはめる
という自分でもよくわからない考え方の持ち主です。

私が慎重派であることの裏付けとして
実際に何かを購入する際には
必要なのか否か
という点にかなりの重きを置いています。

そのため普段身につけている服、
カバンから財布、
果ては時計やライターに至るまで、
八割以上が貰い物です。

決して高価なものは紛れていませんし、
小銭入れに至ってはもう何年も前に友人が100均で購入してくれたものですが、
それで十分なのです。



楽器になると私の中では
全く異なる理屈が沸き上がります。

最初の楽器はどれにすべきか。という記事でもお話ししましたが、
私は楽器を始めたいという方に対して常々
見た目がマジ好きなヤツを購入をするようオススメしています。

機能面からして―
弾きやすさが―
音が―
どれもが経験者からするとにかなっています。
今から始めたいという方のことを
自らの経験から真剣に考えているが故のアドバイスですので、
どの意見も間違っていませんし、
否定する気は毛頭ありません。

しかしどうしても私からすると
それらの『理』というものが
不純
に感じてしまいます。


楽器を購入する理由は実に様々です。
現場で必要だから
より幅のある音を使うから
このような意味合いで仕事道具として購入する事だってもちろんあります。
そのためすべてを一括りに話すことはできません。

ただ根源として、
元来のことを考えれば、
自分のどこかが求めているそれ
が欲しいのではないでしょうか。

じゃ買っちゃえよ

そうした楽器が、
金という名前の紙切れの話ではなく
きっと人生を豊かにしてくれると思っています。


ではまた。

Lotustorks instagram
Lotustorks Twitter
Lotustorks